category : お呼ばれマナー

【友人の結婚式に欠席する時】お祝いやプレゼントはどうする?

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友達の結婚式に招待されたけど…

どうしても都合が合わなくて欠席する。

参加する予定だったけど、急遽 欠席しなくてはいけなくなった。

…等、仕方なく欠席するコトってありますよね。

そんな時のお祝いの仕方はどうしていますか?

「ご祝儀」を書留で送ったり、「参加できない代わりの結婚祝いのプレゼント」を送る人など、対応も色々あります。

そこで今回は、結婚式を欠席する時のお祝いの正しいやり方を紹介。

仲良しの友達だけでなく、あまり親しくない友人の場合もまとめています。

恥をかかないためにも、ぜひお祝い事はきちんとして下さいね。

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どんな理由であれ欠席は欠席

「仲のいい友達の結婚式。出席したかったけどやむを得ない事情で欠席しなくてはならない。」

「1年以上も連絡がなかった旧友からの招待状。正直出席したくない。」

どちらも同じ欠席ですが、事情が全く異なります。

ですが、新郎新婦にしてみれば、結婚式に欠席するのは同じ

その人のためにと準備していたものが水の泡となります。

まずは早めに欠席の連絡を入れましょう!

招待状の欠席の書き方&上手な断り方は次の記事を参考に

▶関連:結婚式の招待状で「欠席理由」の書き方

▶関連:マナー的にOKな理由はコレ!お呼ばれ結婚式の上手な「断り方」

 

【欠席する時のマナー】一般的にはご祝儀+祝電を送る

友達の結婚式に参加する時には「披露宴の料理代+お祝い」という形で、3万円程度を渡すのが一般的ですよね。

では「招待状を貰ったけど、欠席する」という場合には、いくら払えば良いのでしょうか…。

結婚式の内訳をぶっちゃけると…ほぼ料理の値段です。

3万円の内、2万円ほどは料理代なので、ご祝儀やプレゼント代は1万ほどで◎

だから、欠席する場合は【ご祝儀1万円+祝電を送る】というパターンが一般的です。

「ご祝儀」を友達に送る時は、1万円を入れた「ご祝儀袋(のし袋)」を結婚式に参加する時と同じように用意します。

ご祝儀袋の準備方法は次の記事をチェック

▶関連:【お呼ばれ結婚式のご祝儀マナー】金額・書き方・包み方

ご祝儀が準備できたら、次はそれを友達に渡します。

友達に渡す方法は2パターン

①友達の家が近い ⇒ 直接 渡す

可能であれば、直接、友達の家に行って、ご祝儀を手渡しするのがベスト

さらに細かく「マナー的」な部分を気にするのなら、「大安」「吉日」等の縁起がいい日の午前中に渡すのが良いと言われています。

特にマナー等も気にせず、友達とフランクな関係なら、結婚式に行けなかった代わりに「ご飯をご馳走する」等に招待して、そのタイミングで渡すのも良いかもしれません。

②遠方にいる ⇒ 書留封筒で郵送

「書留で郵送する」という事に違和感を感じる人も多いかもしれませんが、「遠方で直接 渡せない」「なるべく早くお祝いする方がいい」等の理由から、書留誘導でご祝儀を渡す方法もマナー違反ではありません

実際、郵便局へのQ&Aとして、次のような質問があって、それに対して郵便局も返答しています↓

のし袋に入れたお祝いを贈りたいが、現金書留封筒に入らない場合、どうしたらいいでしょうか?

のし袋が入る大きなサイズの現金書留封筒(21円)もご用意してありますので、ご利用ください。

出典:https://www.post.japanpost.jp/question/89.html

こんなQ&Aのやり取りがあるように、ご祝儀を相手に贈る場合には、書留に直接現金を入れるのではなくて、ご祝儀袋(のし袋)に入れて郵送するようにします。

Q&Aにもあった「のし袋が入る大きなサイズの現金書留封筒」とは、定形外のサイズ(角型7号相当:142×215mm / 21円)の事です。

郵送するタイミング早いほど良いとされていますが、現実的には「1ヶ月前あたり」に送るようにするのが、友達にとっても都合が良いはず

ご祝儀と合わせて送る「祝電」については、当然、結婚式当日に式場に届くように手配しておきましょう!

普通の電報を送っても喜ばれるとは思いますが、仲が良い友達だったら、少しこだわった電報を送ってあげてもサプライズになって良いですね。

▶関連:今すぐ注文できる!友達の結婚式祝電におすすめの電報「20選」

 

そんなに親しくない友達には「電報だけ」や「贈り物だけ」はOK?

先ほど、結婚式に参加できない場合は、【祝電+ご祝儀】が基本とお伝えしました。

ですが、普段から連絡がなく人数合わせで呼ばれたり、職場の先輩・後輩の一人として呼ばれた等、「どうして私(俺)を招待した?」と疑うような関係性であれば、そこまでしなくても…と思ってしまいますよね。

ハガキで「欠席」に◯をつけるだけの人も結構います。

でもそれって大人の対応としては微妙。

今後付き合うコトはないかもしれませんが、ちゃんとしたいもの。

そんな時は、「電報だけ」でもOKです。

本音はそこまで祝う気持ちは無くても、お祝い事なんだからそれくらはしたい。

どんな意図であなたを結婚式に呼んだかは、直接本人に聞いてみないとわかりません。

もしかしたら、あなたが思っている以上に大切だと思っている可能性も。ハガキだけで欠席を伝えるのではなく、直接本人に電話orメール(LINE)で伝えてみましょう。

本人と連絡をとり、お祝い品までは…と感じたなら祝電を贈ってお祝いするだけでもOKです。

反対に、祝電は送らずに贈り物だけですが、招待状を頂いたのならば電報はした方が◎(大人の対応としてはしておきたいところ…)

「結婚祝いだけ」は結婚することを聞いた時や二次会を欠席する、招待状を貰う前に断っていたときだけです。

ただし、お祝いごとは強制されることではないので、基本のマナーはありますが、気持ちよくお祝いしてあげたいですね。

おすすめのプレゼントは後ほど紹介。

 

パターン別/関係性や欠席を伝えるタイミングでお祝い金額が異なる!

基本は【ご祝儀1万円+祝電】です。

ですが、いくつかのパターンによってご祝儀の金額は変えるべきかもしれません。

特に親しい友人関係でもない時

会社の同僚になってまだ間もない等、特に親しい友人関係ではない場合には一般的な【ご祝儀1万円+祝電】が無難

過去に自分達の結婚式に出席してくれた

過去に結婚式に参加してくれて、2次会にも出席してくれたような友人の場合。

ご祝儀1万円では相手にちょっと嫌な思いをさせてしまうかも。

【ご祝儀2〜3万円+祝電】を贈ったり、別で結婚祝いのプレゼントを贈る等の心配りがあった方が良いですね。

招待状を送る前に欠席を伝えた

招待状が送られる前に、本人から予定を聞かれ欠席を伝えた場合。

披露宴の準備などに影響はありません。

5千〜1万円程度のご祝儀orプレゼントを渡せばOKです。

招待状を貰ってから欠席の返事をした場合

招待状を貰ってから欠席する場合は、すぐに返事するのは…と気兼ねしてギリギリで返事する人も多いですよね。

もし、欠席する場合は、至急で連絡するのがマナー。連絡していない間も、結婚式の準備は進んでいます。

一刻も早く欠席のことを伝えましょう。

そして、お祝いの金額ですが、披露宴の準備に変更ができる期間なので、5千〜1万円くらいでOK

招待状を貰う前の打診では出席できると言っていたにも関わらず欠席しています。迷惑をかけた事には変わりないので、ご祝儀を1万円渡すのが礼儀です。

招待状では出席にしたが、欠席した場合3パターン

①挙式1ヶ月前までに欠席になった時

挙式1ヶ月が目安になるのは、締切の問題です。

引き出物やお料理など、最終人数を聞かれるのが1ヶ月前。この期限までに欠席だと言えば、キャンセル料は発生しません。

でも、座席や引き出物の内容を決める等、あなたの為に考えてくれていました。

出席するつもりで用意していた金額を渡すのが◎。(懐事情が厳しい状況であればご祝儀の1/3〜1/2でもOK。)

迷惑かけたのには変わりないので、しっかりお詫びを言いましょう。

②直前で欠席になった時

挙式まで1ヶ月をきった状態での欠席は、キャンセル料が発生します。(引き出物に関してはキャンセル出来ないケースも…)

出席するつもりで全てが進んでいたので、出席する場合とほぼ変わらない【ご祝儀を2〜3万円】を渡しましょう。

ただ、これに関してはマナーではなく気持ちの問題です。

準備をしてくれていた上に迷惑をかけたから…と純粋な気持ちで元々渡すつもりだった金額を渡す人がほとんど。

③急遽欠席(ドタキャン)した時

式場によって変わりますが、引き出物の手配等はかなり早めに済ませておく必要があり直前のキャンセルには対応できません。

結婚式まで、1週間を切ってしまってるような時期での急な欠席の場合なら、相手との交友関係は踏まえずに、【ご祝儀2〜3万円+祝電】とした方が無難です。

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プレゼントを贈る場合

ご祝儀がわりに、「ギフト券」を贈るという方法もあります。金額はここまでの例を参考にして決めましょう。(1〜3万円程度)

そして「結び切り」で、必ず「のし」をつけてから贈るのがマナー

基本的には、結婚式当日までに贈るものとしては「ご祝儀」か「ギフト券」が一般的ですが、相手との関係で許されるのなら、プレゼントを贈るパターンもあり得ますよね。

プレゼントを贈る場合であっても、やはり「結び切りの のし」は必ず一緒につけてから贈るようにしましょう。

実際に、友達の結婚祝い贈りやすいプレゼントは、男女別で次の記事で紹介しています↓

ちなみに、「ある程度大きさがあるプレゼント」を贈る場合には、贈る日程に注意しましょう。

ご祝儀やギフト券と同じく、1ヶ月前程度には届くようにすべきですが、プレゼントが届くのが結婚式直前になってしまいそうなら、あえて先には送らず、結婚式が終わってから遅れて送る方がベター。

…というのも、結婚式直近は、新郎新婦共にナーバスになりがちな期間。そんな、神経が張り詰めてるピリピリ期間に「荷物を贈った」「届いてない」等のやり取りがあるのは、新郎新婦のストレスになってしまいます。

また、遅れて郵送する場合には、結婚式終了直後にハネムーンに向かうケースも多いので要注意です。

なので、「サプライズ的」にプレゼントを送るのではなくて、新郎新婦が無理なく受け取れる時期を相談してから送るようにする方が親切ですし「友達 思い」と言うものですよね。

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