結婚式の二次会で「黒シャツ」は大丈夫?男性の服装マナー
結婚式に出席するならダークスーツに白シャツ・銀ネクタイが基本のスタイルです。でも、二次会は披露宴よりもカジュアル寄り。
「二次会だから黒のシャツを着てもいいんだよね?」というカジュアルダウンの仕方で迷います。
そこで今回は、結婚式二次会の服装マナー(男性編)を紹介します。
「ネクタイはどうする?」「夏は何着る?」等の疑問をまとめました。二次会へ参加する参考にどうぞ。
photo by Trenten Kelley
「平服」って何?
まずは、招待状に記載されている『平服でご出席ください』の「平服」って何でしょう。
平服とは、普段着のコト。鵜呑みして普段着で参加すると痛い目に遭います。
ではどういう格好が良いのか…。
男性の場合、お祝いの席では「スーツ」が基本です。二次会であってもスーツ着用で参加するのが大人のマナー。
二次会の会場によって上着をチェンジ!
先ほどスーツが基本と言いましたが、会場の雰囲気で選ぶのも大事です。
カジュアルレストランの二次会で、ばっちり決まったスーツで参加しても微妙ですよね。
TPOに合わせたスーツを選ぶのがポイントです。
例えば、よくあるのが披露宴に参加した後の二次会。わざわざ服装をチェンジするわけにも行かず、そのまま参加する人も多いはずです。
それでもOKですが、ちょっとおしゃれな人は簡単にできる技を使っています。
ネクタイを外しノーネクタイにしたり、蝶ネクタイに変更したり…どれも簡単に出来るものばかり。ネクタイを変更するだけでカジュアルになるので、オススメです。
一方、レストランでの二次会の場合。
ドレスコードが必要なレストランなら「スーツ」がいいですが、カジュアル寄りのレストランなら「スーツ」よりも「ジャケット」が◎。
また、その場合はパンツはデニムでもOKな場合も。一応、新郎新婦に確認したほうが良さそうです。
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スーツ(ジャケット)の色と素材
カジュアルダウンしてもいい二次会ですが、「どこまでOK?」と悩みますよね。
ダークカラーを選べば無難ですが、やや物足りない。そんな時はどんな色や素材を選べばいいのでしょうか。
冒険したい場合は、無地で派手すぎないモノであれば◎。
ただ多くの男性ゲストは、スーツやジャケットで楽しむよりも、柄のあるシャツやベスト、上下色違いにする等の工夫をしています。
また、シーズンごとで素材を変えるのもおしゃれテクニック。夏はリネン、秋冬はウールなど、季節感を出して楽しんで下さいね。
「ネクタイ」の色とマナー
2次会でのネクタイカラーは、1次会よりも幅が広がります。
日本では基本的に不祝儀とされる「黒」以外であればどんな色やデザインでも問題なし。
先に紹介したように、「ノーネクタイ」や「蝶ネクタイ」等の個性的なスタイルもおすすめです。
二次会の「シャツ」はどう選ぶ?
先ほど「スーツの色と素材」でもお話しましたが、おしゃれな二次会コーデをしている男性ゲストは、柄と色のあるシャツを合わせています。
「カラーシャツはちょっと…」という時は、ストライプの柄の入ったものでもOK。ファッションのアクセントになりますよ。
あと、夏などの二次会でよくある悩みが「半袖」です。
猛暑と言われるここ最近の夏。長袖で行けば地獄のような熱さです。
でも、二次会とはいえ半袖はタブー。
ジャケットの袖口から、1.5cmほど見えるのがマナーです。ジャケットを脱がなければバレないからと半袖を選ばないで下さいね。
とはいっても夏場は熱いので、シャツに冷却スプレーを振るのをおすすめします。
また、「黒シャツ」も二次会で悩む男性が多いトピック。
二次会だから…のワードですね。結婚式で黒は喪を連想します。二次会でもやっぱりダメです。
二次会でNGなファッション
ちょこちょこNGな服装を伝えていますが、大事なのは主役は「新郎新婦」です。
あくまでもお祝いするゲストの一人。だから、あなたが目立つのは恥ずかしい行為です。
新郎とかぶりそうな色を避けるのはもちろん、派手すぎる格好もダメ!
縁起の悪い色や柄、素材もNGです。
ルールの範囲でおしゃれを嗜むのが大人の醍醐味。
▶関連:服装以外で気をつける二次会マナー
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二次会におすすめのコーデ5選
実際に2次会の時に参考となりそうなコーデ例をまとめました。
出典:https://blog.uktsc.com/shinjukuhigashi/25146
フォーマルベストに、スーツを合わせたコーデ。
夜に行われるコトが多い2次会では、「ワインレッド」等、ちょっと大人っぽい色のネクタイも良く合います。ベースがフォーマル寄りなので、ノーネクタイにしても崩しすぎる事がありません。
ビジネススーツのアレンジ方法の参考にもなりますね。
出典:https://blog.uktsc.com/shibuya109-2/43143
グレーの千鳥格子のベストにジャケットを合わせたスタイル。
こちらもネクタイはワインレッド色。ポケットのチーフと色を合わせて、統一感を出しています。
出典:https://suit.blog.jp/
スーツではなくタキシードを合わせた上級者コーデ。
一般的なネクタイでは黒色はNGですが、蝶ネクタイでは「BLACK TIE」も夜の礼装となるので問題ありません。光沢感のあるエナメル素材の靴も、全体のイメージとよく合います。
出典:https://www.green-label-relaxing.jp/sp/blog/2012/09/201209-18612.html
少し「アメカジ」な印象もあるカジュアルめなコーデ。
ワークブーツやチェック柄のシャツがこなれた印象です。2次会から参加する場合にも、真似しやすいスタイル。
秋冬はチェック柄、春はピンク、夏は水玉…と柄やカラーシャツで季節感を出しても良いですね。
出典:https://blog.suit-select.jp/toyohashi/133874
結婚式から2次会へ参加する時に真似したいコーデ。
1次会である結婚式や披露宴では通常のネクタイを。2次会からは蝶ネクタイにスイッチして、手軽にカジュアルコーデに変身する事ができます。
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