お呼ばれ結婚式・これだけでOK!基本のテーブルマナー5つ
結婚式の場において、最低限これだけ守っておけば失敗しない!という基本のマナーをまとめてみました。やるべき事を知っていれば、さほど難しくはありません。
photo by João André O. Dias
1.テーブルに座る時
披露宴会場に入って席次表を確認しながら自分の席につくとき。テーブルマナーとしては、椅子に座るのは左側から座るのがルールです。
サービススタッフがいる場合は、軽く椅子を引いて座りやすいように押してくれるので、変に自分で椅子を持ったり力を入れないようにするとスムーズ。
クラッチバッグ等の小さめのバッグは椅子と自分の背中の間に置きます。もし、大きめのバッグ等がある場合は、椅子の左側に置くようにします。(椅子に座るのは左からルールがあるためです。)
2.ナプキンの取り扱い
テーブルに座った後、すぐにナプキンを取るのはNGです。一番良いタイミングは披露宴が開始されて、乾杯が終わった後。
乾杯後に「では、しばらくご歓談下さい…」のようなアナウンスが入るので、このタイミングでナプキンを広げるとばっちりです。
ナプキンは2つ折りにして膝の上に乗せます。輪の向きは手前が一般的ですが、扱いにくければ逆でもOKです。ナプキンは料理を食べた時の油やソース等の口や手を拭くものです。拭く時には2つ折りにした内側のみを使うようにし、外側は綺麗な状態に保ちます。
スピーチや余興、また高砂席に写真と撮りに行く等で中座をする時には、ナプキンはテーブルの上ではなく、椅子の上に置くのがマナー。 テーブル上は全て食事が終了した時のみ置くようにします。
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3.音を出さない
食事中は、ズルズル音を立ててスープを飲んだり。カチャカチャとフォークなナイフの音が鳴らないように注意します特にヨーロッパで日本人が嫌がれるのが、音を出して料理を食べる事と言われていますね。そこまで神経質になる必要はありませんが、「音に注意しよう」とちょっと思ってるだけでも随分違うはずです。
4.顔や髪を触らない
せっかくセットしてきた髪やメイクが気になるのは分かります。ただ、テーブルマナー的には顔や髪をベタベタ触る事はマナー違反。不潔感を与えてしまうとされています。ちょっと想像してみても… なんだかベタベタ触りまくってる人の印象良くは感じられないはずです。髪やメイクが気になるなら、化粧室で正すようにしましょう。
5.料理が出てきた時
料理が出てきた瞬間、ガツガツ食べるのは当然ダメですが(最近の結婚式の料理は美味しいそうなんですけどね)まったく手を付けないのもあまり良くありません。まわりとの「調和」や「居心地の良さ」を考えて、同じペースで食事を取るのがスマート。
テーブルマナーでよく言われる基本ですが、フォーク・スプーン・ナイフは外側から順番に使っていくようにします。もし、左手と右手の組み合わせが良く分からなくなっても、足りない分はちゃんとサービスの人が持ってきてくれるので、ここはなんとなくで大丈夫です。
日本人ならではのよくやりがちな食事中のタブーは、お皿を持って食べてしまう事。洋食ではお皿を持たず、テーブルに置いたままで食べる事がマナーです。
テーブルマナーまとめ
以上5つの基本的なマナーをまとめました。細かなマナーを挙げればキリがありませんが、はっきり言って披露宴会場でそこまでガチガチのテーブルマナーを気にしてる人は皆無でしょう。(主役は新郎新婦ですし。)
『ん?この人は一体何なんだ…』と思われないようにするには、ここで紹介した最低限の作法さえ守っていれば大丈夫。後は美味しい料理をしっかり楽しで、新郎新婦の2人を祝福してあげる事ぐらいです。
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