上司&職場の人向け結婚祝いのお返しマナー「相場&渡し方」
最近は結婚式しないカップルも多いですよね。
だから、「結婚した!」と上司や同僚に報告するとお祝いを頂く機会も増えたはず。
そこで今回は、上司や同僚から頂いた結婚祝いのお返しマナーを紹介します。
同じような金額の品でも、「上司と同僚は、同じでいいの?」や「連名でもらったけどどう返す?」「職場だから手渡しでいいの?」等の疑問をまとめました。
「こうすればいいんだ!」とお返しを考える時に役立て下さいね。
結婚祝いのお返しの「相場」はいくら?
まず気になるのがお返しの金額ですよね。
結婚式のお祝いのお返しの相場は「半返し」と言われるように基本は半額です。
これは上司、同僚関係なし。忖度しなくて大丈夫です。
だから、お返しの金額を決める時は、頂いたプレゼントの値段を調べる必要があります。
「そんなの失礼でしょ!」とツッコミを入れたくなりますが、一見失礼な行為ですが、少なすぎるお礼も見合っていないと判断されることも。
そうなると相手にモヤモヤさせてしまうので、しっかり金額はチェックしましょう。
「半返し」に例外あり!
基本的に半返しが当たり前ですが、一部例外は2例あります。
1つ目は、「上司」から頂いたお祝いです。
「お祝いごとだから…」と太っ腹に贈ってくださる場合。社長などに可愛がってもらっている時によくありますよね。
その時は半返しではなく、頂いた金額の1/3ほどでお返しすればOK。
もうひとつは、金額の8割り程度の額or同額の返すシチュエーションです。
それは自分よりも目下の部下や後輩からのお祝いです。ただ最近は先輩だからといっぱい給料を貰っている訳ではありません。
もし自分が30代以上で後輩が20代前半なら、贈ってくれた気持ちが嬉しいですよね。半返しよりは8割の物を贈りたいはず。
連名で頂いた結婚祝いのお返しはどうする?
職場でよくあるのが、「連名のプレゼント」です。
こうした場合は、お祝いで頂いた金額を人数で割って、その金額から半分程度の品物を贈るで◎。
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お返しをする前にするお礼とは?
職場で結婚祝いを渡された場合は、関係ない項目です。
ただ、転勤などの関係で同僚から結婚祝いが新居に届いた場合もあるので、一応載せておきます。
結婚祝いを直接頂いたら、その場でお礼を言いますよね。
じゃあ、配送で受け取った場合はどうしていますか?
ついつい忘れがちにあるのが、頂いた直後のお礼の電話。受け取ったその日の内に、お礼をするのがマナーです。(無事に届いたかな…と先方も心配していますよね。)
共働きで忙しくても、メールやLINEは避け、直接電話で連絡をとるのがベスト。
気心知れてる同僚ならお礼だけでもいいですが、もし取引先の上司への電話なら、「お礼」と「結び」を意識しましょう。
お礼の言葉は、「この度は、結婚祝いを頂きましてありがとうございました!」。
結びの言葉は、「それではお忙しい時間に失礼しました。お体にお気をつけてお過ごしください。」でOK。
できるだけ家にいるタイミングを狙うのがおすすめです。一般的には夕食後の時間帯、20時〜21時の間が◎。
お返しをするタイミング
実際にお返しを贈る時期は、結婚式が終わってから1ヶ月以内が標準です。
これより遅れてしまうと失礼にあたるので、結婚式の準備と合わせて同時並行で考えておくようにしたいところ。
とはいえ、結婚式を挙げないカップルも多いですね。そんな時は、入籍してから1ヶ月を目安に渡せばOKです。
また、プライベートをオープンにしていなかったけど、結婚がバレてお祝いを頂いた場合は、なるべく早めにお返しをして下さいね。
上司向けのおすすめ内祝いギフトは次の記事を参考に↓
お返しを渡す時のマナー
お返しを贈る場合には、郵送するか直接お渡しするかのいずれかです。基本的には同じ職場の人へのお返しですよね。
住所を知らない人もいるので、贈るよりかは直接渡すのがオススメです。ただし上司に関しては例外。後ほど詳しく載せています。
郵送の場合
まず、品物だけをポンと贈るような事は絶対に避けましょう。
必ず「お礼の手紙」を添えるようにして送ります。また合わせて、結婚式の様子や新婚旅行の写真等を添えて送ったり、頂いたお祝いの品を使っている様子を写真にして添えるのもおすすめです。
添える手紙の書き方は次の記事を参考に↓
▶関連:内祝いに添える手紙の例文
また郵送する際には、相手が確実に受け取る事ができるような時間指定をして贈るようにし、相手方が不在届け等で二度手間にならないように配慮するようにします。
直接渡す場合(上司向け)
直接会って渡す事のメリットは、何よりも直接感謝の気持ちを伝える事ができる事。
同じ職場といっても社長や専務、部長などの役職の場合は、奥様も関係しているので、ご挨拶も兼ねてご自宅を訪問するのがオススメです。
自宅に直接伺う場合には、予定していた時間より数分ずらして訪れる事がマナー。予定より早すぎても、遅すぎても迷惑をかけてしまうので、ちょうど良いタイミングを重視します。
お返しは風呂敷か紙袋に入れて持参し、どちらの場合でも袋ごと渡すのではなくて、中身だけを相手にお渡しし 袋は持って帰るようにする事がマナーとなります。
▶関連:内祝いのタブー&NGマナー
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