女性ゲストが知っておきたい「結婚式のドレスマナー」の基本
結婚式に参加する時、「ドレスはどうしよう?」「ワンピースは何がいい?」と迷いますよね。
ただ結婚式にお呼ばれされた時に着る機会の多いワンピースは、実は一番「格」が下ってご存知でしたか?
そこで今回は、意外と知らない「パーティーシーンでの女性ならではのドレスマナー(ドレスコード)の基本」を紹介します。
「格式の高いホテルウェディングだけど、この服装でいい?」という時の参考にどうぞ。
パーティードレスは「格」によって分かれてる
女性のドレスコードというのは元々は存在していません。
その理由は、ドレスコードは男性のマナーであって女性の場合はこれに「準じる」格好とされています。(ある意味、おしゃれの幅は広い?)
「準ずる」とは言っても、「ダメとかNGとかよく聞くけど…」と思いますよね。
そう、この「準じる」という言葉の部分にルールが存在。このガイドラインに沿ったものが女性のドレスコードの基本ルールです。
普段の生活で「ドレスコード」といえばレストラン。
ドレスコードが必要なレストランは、どこも格式高い場所にあります。(四つ星や五つ星など)
つまりドレスコードは「格」で分かれます。
パーティーシーンの中で、格式の高さで3つに分類。分け方は次の通りです↓
- 正礼装
- 準礼装
- 略礼装
『1番』が一番格式が高く、『3番』が格式が一番下。
さらに、この3つのパターンは「昼」と「夜」でも分けられます。女性のドレスコードは全部で6パターンあるという事です。
▶参考:男性ゲスト編・基本のドレスコード
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女性のドレスコード「6パターン」はこんな感じ
正直「正礼装」やら「準礼装」と言われてもピンと来ないですよね。じゃあ、結局どんな格好すればいいの?
ということで6パターンの写真を用意しました。
昼と夜に分けて、それぞれのドレスコードの種類を見てみましょう。
「昼間」のドレスコード3パターン
①正礼装
出典:https://www.fuga-dress.com/blog/&category/p9?cat=2011_11
最も格調の高いシーンで着用するもの。
肌見せはNGなので、露出のないワンピースが正式です。長袖のもので胸元や背中も開いていない服を選びます。
アンサンブルスーツやアフタヌーンドレスもここに該当。合わせて帽子を着用する場合が多いです。(一番イメージ出来るのが、皇室スタイルですね。)
昼間のドレスコードは「光沢感を出さない」のがマナー。絹やレース素材で光る素材を避けます。
また、アクセサリーとコサージュも光らない素材を(パールなど)。靴はパンプスでヒールが高いものを選びましょう。
②準礼装
出典:https://item.rakuten.co.jp/koran/c/0000000849/
「正礼装」ほどカッチリしていないものの、それに準じたスタイルです。
「セミアフタヌーンドレス」と呼ばれるものを着用します。またはドレッシー風なドレスやアンサンブルもOK。
ただし、光沢感や肌の露出はダメです。シルクや上質ウール、化繊など光らない素材を選んで下さいね。
帽子とアクセサリー、コサージュ、パンプスは「正礼装」と同じです。
③略礼装
出典:https://onepiece-rental.net/products/detail.php?product_id=1207&date1=&date2=
「略礼装」は、日本で一般的に結婚式でゲストが着ていくような服装です。「セミアフタヌーンドレス」と言われるもの。
基本は無地ですがトレンドのカラーや柄もの等、デザイン性があってもOKです。ただし、先ほどと同様「光沢感を控える」のは昼間の結婚式のドレスマナー。
アクセサリーやコサージュも光らない素材で、パンプスはスエードやカーフなどの革製、サテンなどの布製をチョイスしましょう。
昼間の披露宴のドレスマナーのポイント
光沢感のある素材は控える。
「夜」のドレスコード3パターン
①正礼装
https://www.frenchnovelty.com/p/RDM1531/Rina+di+Montella+1531+Elbow+Sleeve+Off+Shoulder+Lace+Formal+Dresses.html(引用)
一番格式の高い「正礼装」では男性に合わせてドレスを選びます。
もし男性が『ホワイトタイ』を着用したら、女性は胸元や背中、肩が大きく開いた『ローブデコルテ』を着用します。
一方男性が『ブラックタイ」の場合は、胸や背の開いたロング丈の『イブニングドレス』を選択。
また、正式には長手袋をはめる事も特徴の一つです。いわゆる晩餐会で着用するような格好ですね。
夜のドレスコードは、昼間とは反対に光沢感のある華やかな素材や小物を使う事が基本です。
サテンなど光る素材OK。キラキラ光る宝石でゴージャスに着飾ります。帽子は不要。靴は均や銀、シルク、エナメル、ドレスと同じ素材のものを選びましょう。
②準礼装
出典:https://www.littlethousand.com/choose-the-style-of-short-dresses-for-evening-cocktail/
「準礼装」ではイブニングドレスと同等のものを着用します。
またカクテルドレスやワンピース、ツーピースもOKです。
こちらも華やかになるようにカラーを使ったり、宝石類で演出するのがマナー。帽子は不要で、靴は「正礼装」と同じです。
③略礼装
出典:https://matome.naver.jp/odai/2141640383643160401/2142388849056470303
形式やルールにこだわらないフォーマルなスタイル(カクテルドレス)。
「この形を来なくていはダメ!」と言う事はないですが、場の雰囲気が華やかになるように、しっかりとドレスアップする事は前提です。
昼間よりも少し華やかなドレスやスーツで参加するのが◎。
夜の装いのポイントト
昼間のドレスアップよりも華やかにする!
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