お呼ばれ結婚式で【着物レンタル】する前の5つのポイント
お呼ばれ結婚式は和装で出席してみたい! 但し、基本的な着物は高価なものです。自分の手持ちの振り袖がない場合には「レンタルする」というのが選択肢となるでしょう。 そこで、そんなお呼ばれ用の着物をレンタルする時に気をつけたい事、抑えるべきポイントについてまとめてみました。
photo by gwaar
どんな着物を選ぶべき?
一言で着物といっても様々な種類があります。これれは「格」とよばれるランクによって分かれていて、お呼ばれ結婚式の時に着ていく着物の装いは、未婚であれば振り袖。また万能タイプの着物として訪問着等があります。(ちょっとマダムな印象はありますが。)
レンタルする着物店で直接聞いたり、アドバイスを受ければこの辺りのマナーで失敗する事はほぼありませんが、基本的な着物の「格」やマナーについては抑えておいた方が良いでしょう。
どれぐらいの予算?
振り袖を例にしてみると…時期によってレンタル価格が変わってくる事が分かります。最も高い時期は、やはり成人式シーズンである1月で、「1月特別価格」とか「成人式価格」のような表記で別途記載されてる場合がほとんどです。
2月〜12月時期までとくらべてみると、その値段の差は歴然としていて3倍〜4倍ほどの価格差がある場合も珍しくありません。
成人式の場合だと振り袖だけでも15万以上はしますが、お呼ばれ時の振り袖の場合は3〜5万円前後が相場の価格。低価格帯であれば1〜2万円程度の着物も探す事が可能です。
ちなみに、お呼ばれ用の振り袖というジャンルは特になく、多くの場合中振り袖である成人式に着る振り袖と同じものです。コーデ次第では「ザ!成人式!」な装いになってしまうので、結婚式らしい小物やヘアスタイルで一工夫する事がポイントです。(この辺りは、美容師さんと相談すると失敗しません。)
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どんな色。文様が良い?
例えば洋装のワンピースタイプのドレスであれば、春先であればパステルカラーのふんわりした色合いが雰囲気良いですし、夜のパーティーであればブラックカラーでシルバーコーデでまとめたドレッシーな装いが良く合います。同じように、和装の場合にも「季節感」や「場の雰囲気」に合わせた柄を選ぶ事がポイントです。
季節感に関しては、洋装で普段やってる色使いを参考にすると外しません。春であればピンク系ベースの淡い色使い。夏であればさわやかな蒼や水色。秋であればレトロモダンな雰囲気。冬場の会ではダークトーンの落ち着いた色合いが良く合います。
文様についても、季節感に合わせた柄をチョイスするのが基本。桜の模様であれば春。菊の模様であれば秋。このように、植物系の柄であれば季節感に合ったものが選びやすいです。
ちなみに、文様のよっては結婚式にふさわしくないタイプの柄もある様子。今はネット注文で手軽にレンタルできますが、いくつか借りたい着物の目星をつけたら…ネット注文する前に、電話で問い合わせてみて装いとして問題ないかどうか、問い合わせてみましょう。
多くのレンタルショップの場合、コーデに詳しい専門スタッフも在中してるので、生の詳しいアドバイスが聞けるはずです。(実際、多くのレンタル店で電話での問い合わせを推奨されています。)
レンタル着物の着付けはどこでする?
レンタル着物の不安要素のひとつが「どこで着付けをするか?」という事ですね。大きく分けると次のような手段があります。
- 自分で着付けをする。
- レンタルショップに立ち寄って着付けをする。
- 美容室で着付け&ヘアメイクも頼む。
- 式場で着付けをする。
1番の方法が一番安く(というより無料)で番号が進むにつれてより高価になっていきます。おすすめの方法は2番のレンタルショップに立ち寄る方法。
比較的安い値段で行っていたり、そこでレンタルした着物であれば無料でやってくれる場合も。レンタルショップには、直接試着にくる方も多いので無料の着付けとってもプロの着付けをやって貰えます。(逆に着付けもできないようなレンタルショップはNGかも。)
また知り合いや、行きつけの美容室がある場合には 知ってるところでの着付けが失敗が少なくドタバタせずにすむはず。
遠方の式の場合には、自分の知らない美容室でお願いするよりも 、割高でも式場で着付けをしてもらった方が安心感あるかもしれません。レンタル前に「着付けする場所」もイメージしながら、ケースバイでチョイスしてみましょう。
その他レンタル品で注意すべきこと
着物レンタルでありがちなのが「ちょっと汚してしまった」「アクセサリーで引っ掛けて糸が出てしまった」等のトラブルです。
多くのレンタル店では、こうしたプチトラブルに対応するために+1000円程度での保険制度を用意されています。ショップにもよりますが、だいたい1〜2万円程度の補修やクリーニング代金までは対応されている様子。
少しの出費をケチったがために大きな出費とならないように、こうした保険制度のあるショップでチョイスし、少額保険にもちゃんと加入しておくことをおすすめします。(また、汚れにくいようにコーティングされた着物をレンタルしてるお店もあります。)
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